合祀供養墓『光明殿』開眼
この度弘詮寺境内に合祀供養墓「光明殿」を建立致しました。
近年、核家族化や後継者問題の影響から墓閉まいや御仏壇離れと言う言葉が飛び交っております。
弘詮寺檀信徒の方々からも多々不安の声ご相談を受けておりました。
自分の後世がどうなってしまうのか、お墓に入れないと子供たちや孫たちにお参りしてもらえないので寂しい…などなど
自分の代で途絶えてしまう方々にとってこれ以上無い不安だと思います。
檀信徒の方々とは生前からお付き合いさせて頂いておりながら亡くなった後は放ったらかしにしてしまうのかと。。。
自問自答してみれば答えは自ずと出てきます。
ですので、
檀信徒皆さまの不安を少しでも解消し後世の安穏を生前の如く御守りさせて頂く為にも
我々僧侶にしか出来ないことだと思い決断に至りました。
仏さまの遍く光の元、「光明殿」に纏う光明真言に何処までも照らされ
御霊の頓証菩提、仏果菩提を願い
また安心して永住し終の棲家になるようにと誓願を立て
また併せて参詣の面々に家門繁栄と福徳円満を祈願し開眼させて頂きます。
令和六年六月十八日 大安
弘詮寺 智照 拝
追記・・・
本日、醍醐寺伝法学院修行時代の先生が後住さまとお参りにお越し頂きました。
老僧とも久々に顔を合わし昔話しに華が咲いておられました
私はというと、、、もちろん緊張しましたが、懸命に一座護摩供勤めさせて頂きました。
最後に有難いお褒めの言葉を頂戴し、自分の歩んできた道を再確認できた事、またこれからもこの道を止まることなく後世まで残し進み続けて行く決心を結んで頂けました。
皆様のお蔭様で今日もありがたい一日となりました・・・感謝です。。。
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