『十一面千手千眼観世音菩薩 開眼』

8月16日施餓鬼会送り火が行われました。
併せて餓鬼道をお護りされると言われます「十一面千手千眼観音」さまの開眼を致しました。
ふくよかな面立ちに力強くたくさんの手に持物(じぶつ)を持たれ我々に救いの手を差し出してくださっておられます。
観世音菩薩とは字の通り
「たくさんの人々を救うために常に世の音を観じ、悟りの境地を求める者」が観世音菩薩なのです。
その中でも この度遠くからのご縁を頂き当寺でお祀りさせていただくこととなりました「十一面千手千眼観世音菩薩」は
・十一面·····困っている人を逃さず見つけ出すため、頭に十一の顔が付いており四方八方を見渡しておられます
・千手千眼……全ての手に慈悲の眼が付いており、全ての手にあらゆる持物(じぶつ)を持ちます。
人々の悩みや苦しみは千人居れば千通りの救いの手が必要であり、救い漏れぬ様を体現されておられます
たくさん持物の中の一部ですが
「葡萄」→五穀豊穣
「宝珠」→富貴栄達 財宝得る
「羂索」→不安を払い平安を与える
「宝剣」→魔を退ける
「宝弓」→出世する 心願成就
「宝鏡」→智恵を授ける
「日輪」→眼病除く
「経箱」→後世安穏 冥福得る
「白蓮花」→功徳を得る
「五色雲」→延命長寿
「月精摩尼」→病気(熱や毒)を癒す
「日精摩尼」→闇を照らす
などなど
今後も十一面千手千眼観世音菩薩さまと共に皆様の現世利益 後世安穏を願い手を合わせて参ります。
毎月18日午後2時~月護摩を焚いておりますので「十一面千手千眼観世音菩薩」さまに手を合わせに是非ともお参りお待ちしております。

↑↑↑ちょこちょこと御朱印をお願いされることもありオリジナル御朱印を書いてさしあげました。
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