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【9月 月護摩】本当の供養とは・・・

更新日:2024年9月19日

先日お世話になったお寺さんの7回忌のお勤めに行って参りました。

時が経つのは早いもので、もー丸6年です。


その方は秀晃和尚、行年41歳で突然遷化されました。

その日の事や感情は今でも鮮明に思い出されます。

秀晃和尚とは、私が伝法学院の修行から戻るやいなや、秀晃和尚のお寺に住込みでひと月半ほどお世話になりました。 右も左も分からず不安を抱え修行から出てきたばかりの自分でしたが、秀晃和尚はじめ寺族の皆さんがとてもとても温かく迎えてくださり、たくさんの事を教え学ばせて頂きました。


年に1度ではありますが今でもお寺の行事に参加させて頂くと、その時と変わらず寺族の皆さんは温かく迎えて下さり、秀晃和尚の位牌堂で御挨拶させて頂きます。



7回忌のお勤めの最中も、読経しながら昔の思い出が頭の中を巡り巡り、特別なお勤めとなりました。



追善廻向。 人は二度死ぬ。とも言われます。

一度目は荼毘に伏し、この世から亡くなった時。

そして二度目は誰からも思い出されなくなった時です。

遺族は故人の思い出話しをして語り継いでいく事によりその人の供養、追善廻向となるのです。


私も引き続き、秀晃和尚から学んだ教えや思い出話しを家族や檀家さんに語り継いで行こうと思います。


明日から一週間秋の彼岸に入ります。 御先祖様の事を思い出しながらご家族でたくさんお話ししてください。 そうすれば御先祖様もにこにこ喜んでくれている、そんな気持ちになるはずです。


来月も18日(金)14:00~月護摩お勤めいたします。

「護摩ってどんなんか見てみたいなぁ… 」

「最近心身ともにお疲れな……」

とお参りに来られる方々は様々です。

どなた様でもご参加頂けますので是非ともお参りお待ちしております。    合掌


秀晃和尚七回忌追善廻向菩提也

 

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